オンライン留学のデメリット3選

オンライン留学

こんにちは。めいそうPAPAです。
お立ち寄りくださりありがとうございます。

私は現在、イギリスのUniversity of Sussexにオンライン留学をしています。
先日の投稿でオンライン留学のメリットについて触れました。
オンライン留学のメリット3選 | 七転八起のリスキリングブログ (fallseven-riseeight.com)

今回は、メリットよりもデメリットが気になる!という方に向けて、オンライン留学のデメリットを3つご紹介したいと思います。

<オンライン留学のデメリット3選>
1.異文化体験をする機会が少ない
2.コース修了に時間を要するプログラムもある
3.海外就職に直結するチャンスは得にくい

1つずつ詳細を説明します。

1.異文化体験をする機会が少ない
 オンライン留学では、同じクラスでグループワークをやるコースもありますが、グループメンバーはそれぞれ仕事をしていたり、居住地の時差の関係があったりで、コミュニケーションを取る機会は、現地に留学する場合よりも少なくなります。個人ワークの多いコースでは、黙々と教材とテストに取り組むだけでコースメイトと一切交流が無いケースもあります。また、何より現地で生活するわけではないので、異文化体験による気づきや成長のチャンスは少ないです。私は10年ほど前にオーストラリアへ留学しましたが、授業の内容以上に、その合間の同級生との交流や日常生活で遭遇した出来事が印象深く残っており、そういった経験ができないことはオンライン留学のデメリットだと考えます。

2.コース修了に時間を要するプログラムもある
 オンライン留学の場合、仕事などと並行して取り組むことを前提にカリキュラムが設定されていることが多いです。そのため学習の進度は現地留学でのフルタイムのコースと比較するとどうしても遅くなります。例えば私が最初に挑戦したMITのサプライチェーンのコース(準修士)は5科目+最終テストを修了するのに1年半かかるスケジュールになっています。※以前問い合わせしたところ、同時並行で複数科目受講することで短縮可能ですが、公式としてはオススメはしていないとの回答でした
 また、現在私が履修中のサセックス大学の修士コースも現地留学でフルタイム方式を選択した場合は1年で修了するプログラムをオンラインで最短でも2年かけて学ぶものです。このようにオンライン留学である程度の学位や単位を取ろうとする場合、短期集中ではなく、中長期的な時間軸で取り組まなくてはいけない点が2つ目のデメリットになります。

参考:MITのサプライチェーンチェーンコースのスケジュール 外部リンク

3.海外就職に直結するチャンスは得にくい
 オンライン留学を足がかりに海外就職や海外移住に挑戦されたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。もちろん、修了後に修了先の同窓会(アルムナイ)などのネットワークを通じてキャリアアップを目指したり、linked in経由でツテを作ったりできるので、そのステップとなる可能性はあります。   
 しかし現地に赴くことが無い分、海外就職に関する生の情報を得にくいことはオンライン留学のデメリットとして認識する必要があります。海外就職や移住を目指す場合は、オンライン留学以外のルートからも並行して情報を仕入れ、戦略的に取り組んでいくことが必要だといえます。

まとめ
今回はオンライン留学のデメリットについて紹介しました。現地留学と比較してしまうと、どうしてもデメリットが目立ってしまいますが、前回のメリットも考慮しつつ、オンライン留学に何を期待して何を得たいのかを明確にすることで、より有意義な検討ができると思います。少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました!

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